脱退一時金の計算式は次のとおりです

 脱退一時金の「計算式」は次のとおりです。

   脱退一時金 = 厚生年金保険の加入期間の平均標準報酬額

              × 支給率 {(保険料率×1/2)被保険者期間に応じた数}

  

 計算式だけでは分かりにくいので、

  「年収320万円で3年間働いた人」の脱退一時金の金額(計算例)を見てみましょう。  

 次の計算例のとおり、約80万円の脱退一時金が支払われます。

前提

 前提 (計算例)

  毎月の賃金 … 20万円

  賞与1回当り … 40万円 (賞与は年2回支給)

  1年間の年収は… 20万円×12カ月 + 40万円×2回/年 = 320万円/年

  年収320万円の外国人従業員

      

  この外国人が日本で3年間働いて、帰国した場合

   標準報酬月額 … 20万円

   標準賞与額   …  40万円 として計算。

計算方法

 計算方法

   (20万円×36カ月+40万円×6回)÷36カ月

    =960万円÷36カ月

    =266,666円 ←これが 平均標準報酬額 です。

  

 266,666円    ×   16.766     × 1/2 × 36  = 804,762円

 平均標準報酬額   厚生年金保険料率         係数    脱退一時金

           (2012年9月〜2013年8月)

   

 さらに、ここから20.42%の所得税源泉徴収されます。

 正確に言うと、20%の所得税と、0.42%の復興特別所得税です。

 (この例では、164,332円 の税金が引かれます)

 そして、差額が支払われます。

 (この例では640,430円が支払われます)

  

 所得税は、後日、還付申告することで、払い戻しを受けることができます。

 差し引かれた20%相当の所得税(この例では164,332円)は、後日、日本国内の代理人(納税管理人)を通して、日本の税務署に払い戻しの請求(還付請求)をすることができます。

   

 税金の還付請求の手続きが終われば、払い戻しされた金額納税管理人あてに振り込まれます。

 後日、納税管理人から金額を受け取ることで、払い戻しされた金額を外国人本人が受け取ることが可能です。

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